
ある日、クラスメイトの西央くんから艶めかしい匂いがして喬はぞくぞくする。
西央くんは具合が悪そうなので保健室に運んでいたが、途中の体育倉庫までで限界だった。
体育倉庫で過ごした7日間、人類初のアルファとオメガの始まりだった。
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青春BLが好きな方
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変わったオメガバースを読みたい方
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心理描写に心震わせたい方
あと昨日知ったんですが
帯とかカバーの説明文は担当さんが考えたんです!!ですって!!
私上下巻の帯の『濃密すぎる』と『すぎる7日』の掛け言葉がもう天才で感動した🥹ので今さら「え、マジすか、え、すごくないすか」言っちゃいました
ありがたすぎ〜🙏✨ pic.twitter.com/zXaOhXFk6G— 一ノ瀬ゆま (@yumaichinose) May 24, 2024
「神様なんか信じない 僕らのエデン」登場人物&あらすじ
- 喬 織人(たかい しきと)
勉強好き・全国レベルの頭脳を隠している・医者の息子 - 西央 凛々斗(にしお りりと)
イケメン・母親の再婚で義父がいる
人類最初にオメガバースになった高校生の話
上下巻の中身はこんな感じです(1/15)#神様なんか信じない僕らのエデン #創作BL pic.twitter.com/mQwAY02qOo— 一ノ瀬ゆま (@yumaichinose) June 29, 2024
一ノ瀬ゆま先生のXで上下巻のあらすじがまとめられています。
クラスメイトの喬と西央。
ある日、西央からすごくいい匂いがしてぞくぞくした喬は、風邪かと思い体育を見学します。
隣に西央が座ったら、やはりいい匂いが漂ってきてそくぞくします。
西央を見ると浅い呼吸、気怠そうな顔で具合悪そうにしています。
保健室に行こうと促し運んでいたが、途中で西央が強引に「ここに入って」と言い体育倉庫に入ると倒れ込み、イッてしまう西央。
それでも西央の欲求は止まらず、自分でしごきますが止まりません。
そんな西央を見ていた喬も我慢できなくなり、しごき合いをするのだが西央の欲求は止まらず、喬のモノを自分に入れてくれと頼み、それを受け入れた喬。
ヤリまくって少し冷静になり、喬は教室に服と荷物を取りに行きます。

このときの喬の動揺が・・・笑える
制服に着替えて帰宅しようとしたとき、喬に帰りたくない西央の心の声が聞こえてきます。
「わかった」と喬。
口に出していないのに伝わったことを西央もおかしいと感じています。
体育倉庫で夜が過ごせるように準備して、外泊の言い訳に協力する喬。
言い訳電話をしている西央から心の声と画像が伝わり、どういうことか考えなければと思いながらも西尾に誘われて身体を重ねます。
これからどうする?
「神様なんか信じない 僕らのエデン」感想 ネタバレ注意
人類初のオメガバースの始まりのお話。
BL作品を読んでる方は「オメガバース」「第二性」「ヒート」「抑制剤」「α・β・Ω」などの意味合いをご存じでしょう。
この作品はオメガバース作品ですが、現実世界と同じように男女だけで第二性の認識がない世界です。
突然性欲が止まらなくなって、いままで感じたことがない部分が疼いたら、第二性を知っていれば「ヒート」だと気付きます。
感情を揺さぶられるような良い匂いがすれば「オメガのフェロモン」だとわかるし、アルファだったらすぐに離れなければと思います。
第二性の認識がなく、ヒートの対処方法も知らない時にヒートになったら、というお話です。
西央がフラフラと具合が悪くなり、いい匂いに喬が反応することから物語が始まります。
自分で処理しても処理しても性欲が抑えられない、何故こんなことになっているのかもわからないまま本能的に喬を求め、喬も応え、無我夢中でお互いの身体を繋げていきます。
本能!
このシーンでブルックシールズの映画「青い珊瑚礁」を思い出しました。
船旅の途中で嵐に合い無人島に流された男女のこどもが、年頃になり自然につながるシーンがあるんですが、人間も動物だから知らなくてもできるんだろうなぁ~と感じたことを思い出しました>遠い記憶
西央の心の声が喬に届くようになりますが、セツナイ気持ちなんです。
声として聞こえてるいるのか、テレパシーのように感じているのか、どっちにしても身体に変化が起こり始めています。西央が悲しみを感じると喬もズキンと感じるので、感覚が共鳴してる感じなのかな~。
西央が体育倉庫から出ることができないので、食料や必要なものを運び込み支える喬。
何度も身体を重ねているうちに、喬は西央のうなじを噛みたい衝動に駆られます。
うなじを噛みたい!噛まれてもいい~状態は「番」を知っていれば困惑することもないけど、何故噛みたくなるのか、噛まれてもいいと思ってしまうのか、ふたりにはわかりません。
うなじ以外の噛んでしまったとこから血を流している身体をみて「傷つけてしまった」と感じた喬は、自分のしたことが怖くなります。それと同時に西央が伸ばした手を少し避けただけで、傷つく西央の繊細さが怖くもなります。
その悲しい気持ちが喬に伝わります。言葉ではなく感情も受け取れるようになった喬。
平然とした西央の態度が、悲しさを増幅。
身体の変化を知ってる唯一の相手に避けられたら悲しいけど、それだけじゃないのよ。
ステップファミリーの中で居場所がないと感じてる西央にとって、喬の存在はいろいろな意味で「唯一」だったんじゃないかなぁ。
西央の気持ちは喬に伝わるのに、喬の気持ちが伝わらない西央に「受信しろ!」って(笑)
そりゃそう思う。一方的なのはなんだ!
ここからの喬、頼もしいほどグーーーンと成長します。
西央に対する態度や言葉もそうだけど、自分達に起こっている変化について解明しようとしていきます。
喬は勉強が趣味の子だし、自室の本棚が宇宙や動物などに関する書籍に埋まってる、要するに出来る子。
知識を詰め込んでいるだけじゃなく、聡明な子なのです。

どんな風に解明していくのかは、本編でお楽しみください
西央のオメガ化に引っ張られた喬もだんだんとアルファの徴候が身体だけでなく気持ちにも表れます。
自分のクラスをテリトリーだと感じる縄張り意識、支配欲求、西央に対する管理欲・独占欲などがでます。
西央に彼女がいることで罪悪感を感じていることを感じ取った喬は、キレて酷い抱き方をして後悔します。
ここからの喬の戸惑いと苦悩、深層心理がすごく深い。
これまでの自分と変わった自分、今までの感じたことのない傲慢な考えに戸惑い、悩む。
西央を管理支配独占したい気持ちと、西央の気持ちを尊重して自分を選んでほしい気持ち、どちらも本心でその気持ちがせめぎ合う。
アルファとして変化する身体と心が、余すことなく描かれていて、こんなに深い心理描写のある作品は他にないと思います。
深層心理が鮮明で自分が悩んでいるかのように錯覚する感覚がありました。
本能で身体を重ねていたふたりが、どうやって恋に落ちていくのかをお楽しみください♪
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「神様なんか信じない 僕らのエデン」きゅんポイント
- 西央の艶っぽい顔と身体
イケメンだけど、艶っぽいシーンでは美人 - 喬の成長
喬がどんどん頼もしくなります
- 「どっか 触って」のシーン
ザ・青春! - 喬の苦悩
深層心理がスゴスギル - 告白シーン
喬のセリフは名言だし、西央の返事も可愛い
| 【喬】 |
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| 【西央】 |
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「神様なんか信じない 僕らのエデン」まとめ
「神様なんか信じない 僕らのエデン」上下は、人類初のオメガバースのお話です。
第二性の概念のない世界、突然ヒートになった西央と匂いにあてられた喬は、本能のまま抱き合います。
なにもわからない状態で、ヒート期間を乗り切ったのか?
頭脳明晰な喬がふたりに起こっている状況を解明していきます。
喬目線で物語が進むので、喬を見る西央の目にゾクッとしますよ。
本能のまま抱き合うのでHシーンがたくさんありますが、それだけじゃないのです。
身体の変化に伴う気持ちの揺らぎが手に取るように表現されており、深層心理を楽しみたい方におすすめの作品です。





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